23.ブーツをぬいで朝食を
作詞:阿久悠
作曲:大野克夫
帰らなきゃいけないと それがあなたの口ぐせ
熱くなるこのぼくを まるで焦らすよう
その気もなしに髪をなぜて
その気もなしにルージュをなおす
このままでいたならば とても危険なことだと
今度こそさよならと 握手を求めてる
つめたい指は胸の熱さ
かすれた声は迷う心教える
愛するためにだまし合うなどよそう
裸の胸と胸を合わせて
後は流れ行く時のままにまかせ
波間にゆれている舟のように
夜明けまで踊るのも 悪いことではないけど
さわやかな陽がさせば キスをしておくれ
ブーツをぬいで白い部屋へ
ブーツをぬいで二人だけの朝食
愛するためにまわり道などよそう
互いにほしいものを求めて
後は流れゆく時のままにまかせ
波間にゆれている舟のように
後は流れゆく時のままにまかせ
波間にゆれている舟のように
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